✳︎みぃの子育てダイアリー✳︎

初マタ・育児の日常日記

☆出産レポート☆

1年以上経ってしまいましたが、

折角細かめにメモを取っていたので、

当時の事を思い出しながらレポートをば…

 

1日目

出産予定日頃、実際の出産5日前頃から茶褐色〜ピンクの血が混ざったおりものを確認。
これがおしるしってやつかな?いよいよ今日にも出産かな?とドギマギして待つも、特に陣痛らしきものは起こらず、そこから2日経っても変化がないので、自宅の階段を登り下りしたり、近所を散歩したりしてみる。
予定日を過ぎたあたりから、本当に産まれんの?ずっとお腹にいるんじゃない?と半信半疑、若干不安になる。

最初のおしるし確認から3日後、
AM2:00頃、ベッドで寝返りをうった際、
不意に尿漏れの様な感覚があり、トイレへ。
ほんの少し、あらかじめつけておいたおりものシートが濡れた程度だったので、尿もれか破水かの判断がつかず、母に相談するも、破水だったらもっと量が多いのでは?と言われる。
おりものシートが濡れたので交換し、
ベッドに再び横になると、
またすぐに尿漏れの様な感覚があり、
おりものシートが濡れ、パンツも湿る程度の量の水が出た。
おりものシートの匂いで生臭さなどはわからなかったものの、ちょろちょろ→トイレの水が濁るを何度か繰り返したので、破水と確信。産院に電話し、向かう。


2:30
母の運転で産院到着。
破水かどうかのチェックを2つのキットで確認してもらい、破水と確定する。
GBS(B群溶血性連鎖球菌)ありのため即入院に。
この時重くても飲みもの等持ってきて正解でした。
母はベッドが無いので一度帰宅し、
私自身はベッドから動けなかった為、
飲み物を持っていなければ、
干からびるところでした。


3:00 
NSTテスト時の機械を装着後、抗生剤の点滴をする。
肘の内側に針を刺すと出産時、腕の曲げ伸ばしが危ないとの事で、腕に点滴針を刺すことになったが、 3回も失敗され、激痛がはしる。
その部分は後にアザに。
4度目で何とか成功。ほんっとに痛かった。


4:00 
5分間隔で生理痛の様な痛みがくる。
陣痛が来たと思い込み、破水もしたし、
早く生まれる予感がして来ていた。
  
7:30 
朝食完食。


8:00 
朝食後陣痛だと思っていた生理痛の様な痛みが遠のく。


9:00 
先生による内診。
破水、GBSありの為促進剤を打つことに。
小児喘息歴がある為内服薬なしの、
最初から点滴で促進剤を打つ説明あり。
同時に48時間以内に赤ちゃんが生まれなければ、帝王切開に切り替える旨も説明され、
それまでに頑張って生みましょうと言われる。


9:30 
促進剤の説明後書類にサインをし、
10mlから点滴開始。


10:00
 5分から4分間膈の生理痛のような陣痛あり。


11:30 
昼食が運ばれてくる。
陣痛の感覚は3分弱になっていたが、
まだ余裕綽綽で昼食完食。
母が買ってきてくれた、セブンの苺サンドまでもりもり食べる。
後で吐いたりしてーなどとフラグを立てつつ、母と談笑。
母は私のニコニコしながら余裕で昼食を平らげる様子を撮影、各所に送りつける。


12:00〜13:00
まだ自分で陣痛アプリを記録できるくらい余裕あり。
2分強の間隔になっていた為、かなり進んだと思いきや、きた時と同じ3cmしか子宮口が開いていないと言われショックを受ける。


14:00 
実家に住んでいるじーちゃんが
新聞で読んだ潮の満ち引きによると、
今日の分娩は2時くらいになりそうだよ、
と言っていたのでその気になっていた。
(というか、私は腹筋も強いし体も柔らかいし、まだまだ若いと思っているので、勝手に安産だと確信し、自信満々だった。)


しかし実際には陣痛が強くなり、そろそろ
かなり進んだと思った頃に触診してもらうと、まだ5cm。ショックを受けると同時に心身共に余裕がなくなる。
 以降陣痛は胃腸炎の時のような下痢の様な、激しい生理痛の様なものに変化し、母に背中をさすって貰わないと厳しくなる。この時、はい○しょうこおねぇさんに似たナースさんがアイスノンのホットバージョンの様なものを持って来てくれたが、これが手放せない相棒になる。


17:00
促進剤はスタッフの多い夕方までとの決まりがある為、この日の点敵は一旦ストップされる。
促進剤が切れると陣痛が遠のくかもと言われるが、そんなこともなく、かなりの激痛に声も出さずに耐える。しかし目は死んだ様な半開きで、時々白目の様な顔になる。
母やナースさんには痛みに強いのね〜と言われるが、ただの負けず嫌い。
声を出したら負けという謎ルールでひたすらたえる私を後目に、母は笑いを堪えながら再び写真撮影。例によって各所に送りつける。


18:00 
夕食が運ばれてくるも、メニューを見る余裕もなく横になり小さく呻く私を見て、
ナースさんが私の背中をさするのを、
母と交代してくれ、母に私の代わりにご飯を食べる様すすめてくれた。


19:00
促進剤が切れて来たせいか、
陣痛の間隔が5分間隔になり、
痛いことには痛いが、
母と会話出来るくらいには回復。
母が残しておいてくれた夕食のミカンに、
1週間ぶりの食料かの様にバクつく。
果物が無性に美味しく感じ、
ピクニック気分で買った果実グミにも
バクつくが、ジューシーさが足りず、
若干気持ち悪くなり3粒でやめる。
ジューシーさで爽やかな気分になるので、
出産時のおやつには果物がおすすめ。


20:00
小腹がすき、これまた遠足気分で持ってきた
アルフォートを開けるが、つわりの時の様に
チョコレートの匂いがキツく感じる。
一口食べて気持ち悪くなり、やめる。


21:00
子宮口はやっと7cm程。
ナースさんから睡眠導入剤を提案される。
一旦陣痛が遠のく可能性もあるけれど、
体の力が抜けてリラックスできるし、
少し眠ることで、明日少し回復した状態で
仕切り直すこともできるよ、と言われ迷うが、
折角ここまで耐えた陣痛が遠のくのは嫌だったし、今日中に生まれる希望も持ちたかったので、24時まで様子を見ることに決定。

 


22:00
横に寝ると陣痛が痛く感じ、
ベッドを上げて背もたれにし、
腰にホットノンを当て、
でかいクッションを抱いて
白目を剥きながら陣痛に耐える。
この頃には自分で何もする余裕がなく、
水を飲むにも口を尖らせて合図し、
母にストローを口に運んでもらう様になり、
話す言葉は上、真ん中、縦、もっと右、もっと強く、などと、母への腰さすりの指示のみになる。


23:00

母と共にうとうとしつつ、クッションを抱いて
陣痛の合間にうつらうつらする。
3分間隔くらいだが、出産目前には
眠気が出ることがあり、同時に
脳内麻薬の成分が分泌されるらしい話を
昨日の夜中に読んでいたので、
母にその話をすると、
母も、弟が生まれる直前、
いつの間にかコクンと寝ていたことを話してくれ、希望をもつ。


24:00
元々朝昼は間食していたし、水分も沢山取っていたが、アルフォートを食べたあたりから気持ち悪くなっていた。
しょうこおねぇさんが何度もウプ、というゲップを繰り返す私を見て、いつ嘔吐しても良い様にと、犬用の餌入れくらいの容器を持ってきてくれる。
案の定、激しい陣痛が来て、嘔吐。
しょうこおねぇさんの用意してくれたお皿ではたりず、胃の内容物が全部出て、
母の腕から相棒のクッションからふとんから、
吐瀉物だらけに。
なぜか、激しい陣痛中の嘔吐は爽快感すらあった。


1:00
嘔吐し疲れが溜まったため睡眠導入剤を頼み、
横になって寝る準備のためベッドを倒す。
導入剤はすぐには効かず、
陣痛が引かなくなり、遂に痛い痛いと唸るほど
陣痛がはげしくなる。

 


2:00
痛い痛いと泣き叫ぶくらい陣痛が強くなる。
ナースさんがテニスボールでお尻を押してくれ、背中をさすってくれる。
テニスボール、ほんとに効くね。


こんなに痛くて全然進んで無かったらどうしよう?と母に泣きつくが、
こんなに痛みに耐えているからきっと
もうすぐだよ、と励まされる。
ナースさんを呼んで内診してもらうも、
まだ8cm。ショック。


3:00
激しい陣痛が引かなくなり、
内診を頼むも、陣痛時で9cm弱。
オシッコを出すと少し赤ちゃんが降りてきやすくなるとのアドバイスでトイレへ。
個室内でも陣痛がありひたすらたえる。
トイレから部屋に戻るもベッドに横になる余裕もなく、病院で配られた出産の手引きに書いてあった陣痛に耐える方法を思い出し、ベッドサイドに捕まり腰をゆらゆらする。これが案外楽で、暫くゆらゆらしていると、しょうこおねぇさんがバランスボールを持ってきてくれ、そこでボヨンボヨンしながら背中をさすって貰うと、かなり楽になった。
この感じで行くと、5時頃全開、6時に産まれれば超安産かなーとナースさん。まだ3時間もあるやんけ。


6:00
ナースさんの予言通り子宮口が開き分娩室へ。一旦練習してみましょう、とのことで、いきみの練習。上手上手、と言われるも、
まだ生まれなそうだったため、
隣の分娩、手術室なる部屋に移動。
オシッコがしたくなり相談すると、
チューブで出してくれたが、
チューブを尿道にさす痛みが
陣痛と違った種類でこれまた痛い。
そう言えば、年子の弟が大学生のとき、
膝の怪我で手術をして、その後大の男が
尿を取る管が痛いとメソメソ泣いていた事を思い出す。男の方が痛いのかな?
まあ、出産の痛みに比べたらデコピン程の痛みなんだろうけど。


6:30
いきみたい時にいきんで、と言われてよくわからずに、陣痛が来た直後にいきみ続けるも、お腹が張っている途中の陣痛のピーク時にいきみをやめてしまい、痛ーい!痛いー!と泣き叫ぶことを繰り返す。
夫以外立ち入り禁止の分娩室になぜか案内してもらっていた母が、汗を拭い、水分を与えながら腰を撫でてくれるのが救いだった。
その後何度かいきみを繰り返し、赤ちゃん髪の毛見えてるよ、と言われるも、生まれる気がしない。

 


9:00
朝勤の人と交代するね、としょうこおねぇさんが帰宅。私の心のオアシスしょうこおねぇさんと交代で、ベテラン風のスパルタナースさんがやってくる。
もっと長くいきんで!鼻や口から息出さない!
おへそ見るようにしてごらん!と言われながら、子宮口をグリグリ広げられ、
あまりの痛さに絶叫!タワーオブテラーに乗った時くらい叫んだ。
しかし、スパルタナースさん、痛いけどこうしないと赤ちゃん出てこれないから!逃げない!
と厳しく言われ、泣きそうに。
12時までには産みたいでしょう?と言われ、
それはそうだけど…と思いつつ、時計をみて絶望。それってまだまだ生まれそうにないってこと?とまた心が折れそうに。
本人は頑張ってるんだけど、陣痛が短いからねー、長くなったらでてくるんだけど…
そしたらお腹押して、会陰切開して、
吸引してもらおうと思ってる。
と乳首を揉み揉みしながら母や私に説明するスパルタナースさん。
道のりは長い…と絶望感が漂う。


9:30
このタイミングでなぜか、
分娩室にはご主人しか入室できないんですよー。と部屋から母が追い出される。


しばらくして、いきみ後も若干張りがあったため、あれ?これ、陣痛が短いんじゃなくて、私がいきんでる時間が短いんじゃね?と気づく。
いきんでかなり長い時間息を止めても赤ちゃんの心音が弱くならないのをいいことに、
可能な限りプルプル力を込める。
同時に慣れてきたせいか、これはお腹やお股に力を入れるのではなく、う○ちを出すつもりでお尻に力を入れたほうが、手応えがあるぞ?という事にも気づき、全力でう○ちを出す様に肛門に力を込める。
すると、メキメキお股に何かの感触が。
別のナースさんが部屋にやってきて、
スパルタナースさんに、
「ちょっと準備待ってもらっていい?…あ、
でももうここまできてるんだ。先生呼ぼうね。」と相談していて、先生呼ぶ→会陰切開→吸引→出産の構図が頭に浮かび、希望が持てる。


10:00
先生を待つ間、今までの最大の力で、
グリグリやられて超絶痛いのも我慢して、
肛門に圧力を掛けると、スパルタナースさんが
上手、上手ー!もう1人のナースさんも、
すごいね!上手い上手い、と褒めてくれ、
これなら吸引いらないね、と言われて
調子が出る。
先生到着→会陰切開の後、ナースさんに
お腹を押してもらい、5回以内にはでるよー!と言われ、最後の力を振り絞り、全力をだす。


10:10
スパルタナースさんが赤ちゃんを引っ張って取り出してくれ、無事出産。
5秒ほど赤ちゃんを隣に置いてもらい、
赤ちゃんは体重測定などのため別室へ。
母がパシャパシャと写真をとって居るのを聞きながら、胎盤をだしてもらい、会陰を縫ってもらう。(やけにずっと縫っていた。)
会陰切開後は痛いと聞いていたため、
怖いなーと思いつつ、
胎盤の残りをかき出している先生に、
この会陰の麻酔ってどれくらいで切れるんですか?と聞いてみたら、え?もう切れてるよ。と言われ拍子抜け。全然痛くない。
さらに後期陣痛も、思っていたほどきつくはなく、産後2時間の待機時間以外ほとんど感じなかった。

 


よかった姿勢
座りながらクッションandホットノン
足はあぐら
後半は立ってお尻フリフリ
バランスボール


よかったアイテム
ストロー!必須
ホットノン
クッション
バランスボール
テニスボール
タオル


いきむ時は肛門に全勢力をつぎ込む!